問診・検査 |
4 、 5 年前に右ひざが痛み出し、その時は整骨院に通った。昨年辺りから今度は左膝が痛くなり、長く歩いていたり正座をすると痛い。病院でレントゲン撮ったが、膝の関節が狭まった膝関節症、と言われた。電気をあてていても改善の兆しがないので、来院した。
注意:膝痛治療に関して、しっかりと理解しあうべきことを確認してから始める。
膝関節の骨や半月板の磨耗や変形を、カイロプラクティックで元通りに治すことはできません。特にこの患者さんの場合、我々の範囲で治す O 脚ではなく、内側の膝関節自体が潰れてしまっているため、当院でできることとできないことを明確にする必要があります。また、治療後は、痛みが増す場合があり、その理由と快方経過をお互いに話し合いながら進めていくことが大切です。 |
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1 回目
(テスト、診断) |
(テスト、診断)腱反射テスト、膝の動作テストを行う。何十年も積み重ねて来てしまった「悪い姿勢と動作」によって、変形性膝関節症になってしまっている。このような場合、痛みの回復と「現状維持」が当面の目標となる。(治療)神経の圧迫や滑膜への刺激があり、痛みによる筋の緊張から、全身のあらゆるところが緊張しているため、痛みの悪循環を止めるトリガーポイントセラピー= TPT を行う。また、「重力がかからない=膝に負担がかからない」状態での膝治療を行う。膝の負荷を減らすための、筋力アップの体操。禁忌の日常姿勢、動作を指示。 |
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2 回目
(4日後) |
(症状)治療の翌日膝が痛くなった。 2 、 3 後楽になり、今日の痛みは来た時と変わらない。(治療)この方の痛みの変化は、当院でいうとパターン A になる。痛みの出方は人それぞれなのを説明。引き続き痛みの変化の様子経過観察していくことで合意。前回同様、 TPT と膝治療。筋力アップ体操。歩き方の指示。 |
| 3 回目
(3日後) |
(症状)前回よりも治療後の痛みは少なかった。膝自体の痛みはあるが、全身が少し軽くなってきた気がする。(治療)引き続き TPT と膝治療。 1 日 1 回の膝体操の徹底。特に歩き方の練習をする。 |
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4 回目
(4日後) |
(症状)当初より痛みは少なくなった。少しの痛みと違和感はある。階段を降りる時に痛みを感じる。(治療) TPT と膝治療。体操の徹底。また歩き方の再チェックとその指導。 |
| 5 回目
(1週間後) |
(症状)少しずつ楽になってきた気がする。体操も時々できている。(治療)膝は痛みがでたり、楽になったりの繰り返しをする場所。現状維持がいかにしていけるかの確認と支持筋肉の強化を図る。 |
| 6 回目
(1週間後) |
(症状)痛みはだいぶ楽になり、今までよりも長く歩けるようになった。(治療)体操を中心に TPT と膝治療。 |
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現在 |
関節の機能を失わないために、ジムや水泳をするのはいいと分かっているが、なかなか続かないため、約 2 週間に一度定期的に来院。 |
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総括 |
膝は全体重を支えている「人体中最大の関節」です。だから一度悪くしてしまうと、なかなか治りにくく、痛みのため体も動かさなくなり、悪循環が始まります。まずは悪い姿勢を避け、膝に負担なく動かしてあげること、支持筋肉を鍛錬してあげることが大切です。当院では一緒に楽しくケアが継続できるように、日々工夫を重ねています。 |